合同会社いのうえ

屋根・外壁 塗装リフォーム

塗料の種類について

PAINT TYPES

塗装工事の費用は、選ぶ塗料のグレード(プラン)や施工範囲によって変わります。
グレードが上がるほど耐久年数が長くなり、費用は高くなりますが、塗り替えの頻度が減るためトータルコストを抑えられる場合があります。
ここでは塗料に使われる樹脂の違いと、グレードごとの特徴・代表的な製品を詳しくご紹介します。

耐用年数の比較

GRADE

グレード(=価格帯)は下記の順に上がっていきます。耐用年数が長いほど価格も高くなります。

5年程度

アクリル

8年程度

ウレタン

10年程度

シリコン

15年程度

ラジカル制御型

17年程度

フッ素

18年程度

無機

20年程度

無機複合フッ素

25年程度

高グレード無機

※耐用年数は目安です。立地・環境・施工条件により異なります。

樹脂と特徴の詳しい解説

DETAIL

代表製品は、外壁塗装で主に使用される水性塗料の主要製品です。

01

アクリル樹脂塗料(耐用年数目安:5年程度)

樹脂:アクリル樹脂

最も安価で発色が良く、施工しやすい塗料です。紫外線への耐性は低いため外壁の塗り替えで選ばれることは少なくなりましたが、短いサイクルで色を変えて楽しみたい場合や、費用を最小限に抑えたい場合に選択肢となります。

代表製品:エスケー化研「水性コンポアクリル」/菊水化学工業「ビュートップアクリル」

02

ウレタン樹脂塗料(耐用年数目安:8年程度)

樹脂:ウレタン樹脂

柔軟性と密着性が高く、ひび割れに追従しやすい塗料です。アクリルより一段耐久性が上がり、費用も比較的手頃です。現在は外壁全体よりも、雨樋・破風などの付帯部や木部・鉄部の塗装に使われることが多いグレードです。

代表製品:エスケー化研「水性コンポウレタン」/菊水化学工業「ビュートップウレタン」

03

シリコン樹脂塗料(耐用年数目安:10年程度)

樹脂:シリコン樹脂(Si-O シロキサン結合)

長年の実績がある定番グレードです。シロキサン結合による緻密な塗膜で紫外線に強く、耐久性とコストのバランスに優れます。防カビ・防藻性を備えた製品も多く、「費用を抑えつつしっかり長持ちさせたい」という方に選ばれています。

代表製品:エスケー化研「水性セラミシリコン」/菊水化学工業「水系ファインコートシリコン」

04

ラジカル制御型塗料(シリコン樹脂)(耐用年数目安:15年程度)

樹脂:シリコン樹脂+ラジカル制御技術(高耐候酸化チタン・光安定剤)

塗膜の劣化原因である「ラジカル」(紫外線が顔料の酸化チタンに当たると発生する劣化因子)の働きを抑える技術を組み込んだ、シリコン樹脂の進化版です。チョーキング(外壁を触ると白い粉が付く現象)や色あせを抑制し、シリコンより長い耐用年数を実現しながら価格上昇は緩やかで、現在最もコストパフォーマンスが高いグレードのひとつです。

代表製品:エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」/菊水化学工業「ロイヤルシリコン」

05

フッ素樹脂塗料(耐用年数目安:17年程度)

樹脂:フッ素樹脂

フッ素樹脂の強い結合力(C-F結合)により、紫外線・熱・雨に対する耐性が非常に高いハイグレード塗料です。光沢の保持力と汚れの付きにくさ(低汚染性)に優れ、美観を長く保ちたい方や、塗り替え回数を減らしたい方に適しています。大型建築物にも多く採用されています。

代表製品:エスケー化研「水性セラタイトF」

06

無機樹脂塗料(耐用年数目安:18年程度)

樹脂:有機樹脂+無機成分のハイブリッド

ガラスや石などと同じ「無機成分」を樹脂に複合した塗料です。無機成分は紫外線で分解されにくいため、フッ素を上回る耐候性を発揮します。無機成分だけでは塗膜が硬すぎて割れやすいため、有機樹脂と組み合わせて柔軟性を持たせているのが特徴です。

代表製品:エスケー化研「エスケープレミアム無機」/菊水化学工業「ロイヤル無機」

07

無機複合フッ素樹脂塗料(耐用年数目安:20年程度)

樹脂:フッ素樹脂+無機成分の複合

耐候性に優れたフッ素樹脂に、さらに無機成分を複合させたグレードです。フッ素の強さと無機の紫外線への強さ・親水性(雨で汚れを洗い流すセルフクリーニング効果)を兼ね備え、美観と保護性能を長期間維持します。

代表製品:エスケー化研「スーパーセラタイトF」/菊水化学工業「水系ファインコートフッ素BMB」

08

高グレード無機樹脂塗料(耐用年数目安:25年程度)

樹脂:無機含有量を高めたハイブリッド

無機樹脂塗料との違いは主に「無機含有量」です。紫外線で分解されにくい無機成分の比率をさらに高めることで、現行の外壁塗料では最高クラスの耐用年数を実現しています。1回あたりの費用は最も高くなりますが、塗り替え回数を最小限にでき、足場代などの付帯費用も含めた生涯コストでは有利になる場合があります。

代表製品:エスケー化研「エスケーバイオマス無機GR」/菊水化学工業「ロイヤル無機α」

※製品名は各メーカーの代表例です。取り扱いメーカー・製品は施工内容に応じてご提案します。

部位ごとの専用塗料

PARTS

塗料は外壁用だけではありません。部位ごとに求められる性能が異なるため、それぞれ専用の塗料を使い分けています。

外壁

本ページでご紹介した水性塗料が中心です。サイディング・モルタル・ALCなど外壁材の種類に合わせて、下塗り材(シーラー・フィラー)も適切に選定します。

屋根

屋根は紫外線・熱・雨の影響を建物の中で最も強く受けるため、外壁用より耐候性を高めた屋根専用塗料を使用します。夏の室内温度上昇を抑える遮熱塗料も選べます。

鉄部(門扉・手すり・鉄骨など)

サビの発生を抑えることが最優先のため、防錆効果のある錆止め塗料を下塗りし、その上に密着性の高い上塗り塗料で仕上げます。既存のサビはケレン作業で除去してから塗装します。

付帯部(雨樋・破風・幕板など)

雨樋(塩ビ)・破風板(木・窯業系)など素材がさまざまなため、素材ごとに密着性の良い塗料を選定します。外壁との色・艶のバランスも考慮して仕上げます。

軒天(軒裏)

日が当たらず湿気がこもりやすい部位のため、透湿性と防カビ・防藻性に優れた軒天専用塗料を使用します。

木部(ウッドデッキ・柱など)

木は呼吸して伸縮するため、木目を活かしながら内部に浸透して保護する専用塗料(キシラデコールなど)を使用します。紫外線・腐食・虫害から木材を守ります。

費用は塗料のプランと施工範囲によって変動します。正確な金額は無料の現地調査後にご案内します。

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