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玉名市の外壁塗装|シリコン・フッ素塗料の違いと選び方

玉名市の外壁塗装|シリコン・フッ素塗料の違いと選び方

2026年07月31日更新: 「よくある質問」を追加し、玉名市・熊本の気候に合わせた選び方をより具体的にしました。

「前回はシリコンにしたけど、もうツヤがなくなってきた」——玉名市でお宅を訪ねると、こうしたお声をよくいただきます。塗り替えのたびに「今度はどの塗料にしよう」と迷う方は少なくありません。

結論から言うと、初期費用を抑えたいならシリコン塗料、10年以上先の塗り替えまでできるだけ手間を減らしたいならフッ素塗料が向いています。実際、現場で塗料を選ぶ機会が増える中で、ここ数年の変化を肌で感じています。以前はコストを優先してシリコン塗料を選ぶ方が大半でしたが、最近はフッ素塗料や無機塗料を選ぶ方が増えてきました。理由はシンプルで、シリコン塗料はチョーキング(白い粉が手に付く現象)が出るまでの期間が、他のグレードに比べて早いからです。この記事では、一級塗装技能士の立場から、シリコンとフッ素の違いと選び方を実際の現場感覚も交えてお伝えします。

シリコン塗料の特徴

シリコン塗料は、価格と性能のバランスが取れた塗料として長年選ばれてきたグレードです。平米単価はおおよそ2,300円〜3,500円程度、耐用年数の目安は10〜13年です。

コストを抑えられる点は今も大きな魅力ですが、正直なところ、5〜7年ほどでツヤが落ち始め、10年を待たずにチョーキングが出始めるケースを現場でよく見かけます。特に日差しの強い面(南面・西面)ほどこの傾向は顕著です。予算重視で選ぶなら十分選択肢に入りますが、「次の塗り替えまでできるだけ長く保たせたい」という方には物足りなさが出てきます。

フッ素塗料の特徴

フッ素塗料は樹脂の結合力が強く、紫外線や雨風による塗膜の劣化が進みにくいグレードです。平米単価はおおよそ3,800円〜4,800円程度、耐用年数の目安は15〜20年とシリコンより長めです。

価格はシリコンより上がりますが、10年を超えてもツヤや防水性能を保っているお宅を見ると、その差は納得できるものだと感じます。塗り替えの頻度自体を減らせるため、足場代を含めたトータルコストで見るとシリコンとの差は縮まります。塗装のたびに足場を組む費用がかかることを考えると、長期目線での判断材料になります。

比較表で見る違い

項目 シリコン塗料 フッ素塗料
平米単価目安 2,300〜3,500円 3,800〜4,800円
耐用年数目安 10〜13年 15〜20年
ツヤの持続 5〜7年で低下しやすい 10年以上維持しやすい
塗膜の硬さ 比較的柔軟 硬め(ひび割れ面には不向きな場合あり)
向いている外壁 予算重視・次回も塗り替え前提 長期メンテナンスフリー重視

なお、外壁にすでに細かいひび割れが出ている場合は、塗膜が硬いフッ素よりも、柔軟性のあるシリコンや専用の弾性塗料が向くこともあります。グレードだけで決めず、外壁の状態も合わせて判断することが大切です。

熊本・玉名エリアの気候との相性

熊本は梅雨の雨量が多く、夏は強い紫外線、秋には台風の影響も受けやすい地域です。この環境では、紫外線による劣化とチョーキングの進行が、他地域よりやや早く出る印象があります。

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だからこそ、初期費用だけでなく「次の塗り替えまでどれくらい保たせたいか」を基準に選ぶことをおすすめしています。長く同じ家に住み続ける予定であれば、フッ素や無機塗料への投資は結果的に割安になることが多いというのが、現場で数多くの外壁塗装を見てきた実感です。

どちらを選ぶべきか

判断のポイントは「初期費用を優先するか」「メンテナンス頻度を減らしたいか」の2つです。

  • 数年後の売却や建て替えを予定している場合は、シリコン塗料でコストを抑える選択も合理的です
  • 長く住み続ける予定で、足場代を含めたトータルコストを抑えたい場合は、フッ素塗料や無機塗料が有利になりやすいです
  • 外壁にひび割れが目立つ場合は、グレードより先に下地の状態を確認する必要があります

弊社では一級塗装技能士と一級建築施工管理技士が連携し、職人としての施工品質と現場管理の両面からお客様に合った塗料をご提案しています。資格の有無だけでなく、実際にどちらの視点も持って現場を見られることが、塗料選びの精度にもつながっています。

塗料選びで迷ったときは、複数の業者に見積もりを依頼し、提案内容を比較してみることをおすすめします。金額だけでなく、なぜその塗料を勧めるのかという説明の中身にも注目してみてください。施工の流れについても事前に確認しておくと、当日の進行がイメージしやすくなります。

シリコン・フッ素塗料に関するよくある質問

Q. シリコン塗料とフッ素塗料、結局どちらが安く済みますか?
A. 初期費用はシリコンの方が安いですが、フッ素は耐用年数が長く塗り替え頻度が減るため、10〜15年のスパンで見ると足場代を含めたトータルコストの差は縮まります。長く同じ家に住む予定なら、フッ素の方が結果的に割安になるケースが多いです。
Q. 前回シリコンで塗った家を今回フッ素に変えても問題ないですか?
A. 問題ありません。下地の状態が良好であれば、前回シリコンで塗装したお宅でも次回フッ素や無機塗料に変更できます。塗り替えのタイミングはグレードアップの好機です。
Q. 玉名市・熊本の気候だとどちらが向いていますか?
A. 熊本は梅雨の雨量が多く夏の紫外線も強いため、耐候性の高いフッ素の方が劣化の進行を抑えやすい傾向にあります。ただし予算やひび割れの有無によってはシリコンが適する場合もあります。
Q. シリコンとフッ素で工事費用はどのくらい変わりますか?
A. 外壁80㎡前後(30坪程度)で試算すると、材料費だけで15万〜20万円ほどの差が出ることがあります。足場代など諸経費は共通のため、差額のほとんどは塗料代です。
Q. 外壁にひび割れがある場合はどちらを選ぶべきですか?
A. フッ素は塗膜が硬めのためひび割れが多い外壁には不向きな場合があります。柔軟性のあるシリコンや弾性塗料の方が合うことが多く、まずは下地の状態を確認することをおすすめします。
Q. 無機塗料も選択肢に入りますか?
A. 予算に余裕があり最長クラスの耐用年数を求める場合は選択肢に入ります。フッ素よりさらに単価は上がりますが、20年以上メンテナンスフリーに近い状態を維持できるお宅もあります。
Q. 見積もりで「シリコンで十分」と言われたら信用していいですか?
A. 外壁の状態や予算によっては妥当な提案です。ただしなぜそのグレードを勧めるのか説明があるかを確認してください。理由の説明がなく安さだけを強調する場合は注意が必要です。
Q. 見積もりを依頼するとき何を伝えればよいですか?
A. 築年数・前回の塗装時期・気になる外壁の症状(チョーキングやひび割れなど)を伝えていただくと、現地調査の精度が上がりより的確な提案が可能になります。

まとめ

この記事のまとめ

  • シリコン塗料は平米2,300〜3,500円・耐用年数10〜13年、フッ素塗料は平米3,800〜4,800円・耐用年数15〜20年が目安
  • シリコンは5〜7年でツヤが落ちやすく、現場でも近年フッ素・無機を選ぶ方が増えている
  • 熊本の気候は紫外線・雨風の影響を受けやすく、長期居住予定ならフッ素以上のグレードが有利になりやすい
  • 外壁にひび割れがある場合はグレードより先に下地の状態を確認する
  • 一級塗装技能士と一級建築施工管理技士が連携し、状況に合った塗料をご提案します

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監修者

井上 匠

合同会社いのうえ 代表社員

一級建築塗装技能士・一級建築施工管理技士

熊本県玉名市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・防水工事を手がける。様々な現場を経験し経験豊富。30年以上塗装業界に携わり、地域のお客様の建物と暮らしを守ることを使命としている。

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